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シェアード社員の働き方の変化―クライアントと自社の成長を担うシェアード社員の可能性を広げる

シェアード社員という働き方を開発し、中堅・中小企業に価値提供をしてきたユナイトアンドグロウ株式会社。実際にシェアード社員として働くShinobuさん、Nanamiさん、Yukoさんに、ご自身の経験をもとに、シェアード社員の働き方や会社の変化と今後についてお聞きしました。

■シェアード社員とは
シェアード社員とは、ユナイトアンドグロウ株式会社の基幹技術である「シェアード・エンジニアリング」を基に運営する「情報システム部門のタイムシェアサービス」です。ユナイトアンドグロウの正社員であるエンジニアがお客様の会社に訪問し、社内の情報システムにかかわるすべての仕事を担い、人材のタイムシェア以外にも、知識や経験、ノウハウ等を共有して中堅・中小企業に対するIT支援を行っています。

■プロジェクト登場人物

Shinobuさん
1991年生まれ。大学卒業後、人材紹介会社に入社。内定者インターンを含め、2年半キャリアコンサルタントを経験したのち、2014年9月にユナイトアンドグロウへ。IT業界未経験の状態で入社し、複数社でシェアード社員として情報システム業務を経験。現在は4社の企業を担当しながら、自社の採用・教育業務を兼任している。

Nanamiさん
1992年生まれ。大学では歴史・文化学を専攻。「いろいろな会社に1~2年のスパンでかかわることができる」という部分に魅力を感じ、2016年に新卒でユナイトアンドグロウ株式会社に入社。今は入社後2社目の案件を担当しながら、自社で情シス特化型ナレッジ共有サービス「Syszo」の運営に携わっている。

Yukoさん
1985年生まれ。大学卒業後、ITアウトソーシングサービス企業に入社。3年間、コールセンター業務と研修業務を担当。その後、図書館司書を4年間経験。IT知識を深めることで、キャリアの選択肢を増やしたいと考え、2016年、ユナイトアンドグロウに入社。現在は、2社を担当している。

■はじめに

社外でも社内でも自分らしく働くシェアード社員
担当企業の役に立てると同時に、自社にも貢献できる

―まずは、シェアード社員として、みなさんがそれぞれどんな働き方をしているのか教えてください。

Nanami:私は、午前中はシェアード社員としてお客様先企業で働き、午後は自社内で「Syszo」というメディア運営の仕事をしています。勤務時間の割合は社外と社内で半々くらいですね。

Shinobu:私はシェアード社員として4社で働きながら、ユナイトアンドグロウでは採用・教育を担当しています。4社の時間配分はそれぞれ短めで、週2日3時間、隔週で1日といったスケジュールで働き、残りは社内業務にあたっています。

Yuko:私の場合は初めの会社はIT業界だったものの、その後別業種を経験してから入社しているので若干ブランクがありました。その為、最初はIT技術向上や資格取得のために勉強しながら、短期間(3日〜1週間)のスポット案件を3社程担当しました。現在は、ほぼ常駐が1社と、月に2~3回、1時間ほどの訪問が1社の合計2社を担当しています。

―なるほど。シェアード社員として複数の企業に担当するうえで意識していることはありますか?

Shinobu:お客様先企業の担当者の方はもちろん、そこで働く他の社員の方々からの“見え方”というものを大切にしています。

先方からすると、「ときどき会社にやってくる人」という程度の認識なので、業務改善をしようと提案しても、「なぜ、この人にこんなことを指摘されなきゃいけないんだ」というように気分を害してしまうこともあると思うんです。情報システムに関する業務は、他の社員さんからすると何をやっているのかが明確に伝わりにくいので、「何ができて、今こんな業務に取り組んでいる」と、なんとなくでも伝わるように心掛けています。

お支払いいただいている費用と同等かそれ以上の価値を出していかなくてはならないので、関わっているプロジェクトの進捗を見える化したり、工程スケジュールをあらかじめ提示しておいたりして、「何をやっているのか」を見えるようにすべきだと思っています。

Yuko:私は2人とは違って、ほぼ1つの企業に常駐をしているので、「この会社にとって、より良い働きをする」ということを一番に意識しています。常駐ではあるものの、時間あたりのパフォーマンスを意識しながら、Shinobuさんと同じように、「今この業務をやっています」、「いつまでにやります」というのをしっかりと伝えながら、社員以上のパフォーマンスが出せるように日々業務に取り組んでいる感じです。

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■変化

規模の拡大にあわせ、社内作業の案件化
組織として進化の真っ最中

―シェアード社員の人数が増え、事業拡大をしているなか、働き方にも変化はありましたか?

Shinobu:まず、シェアード社員としてだけでなく、社内業務も兼任する人が増えました。私が入社した2014年頃は、基本的にシェアード社員として稼働する人がほとんどで、社内業務に関わる人は少なかったんです。昨年くらいから、社内業務にも関わる人が増えてきて、Nanamiさんのように新規事業に携わる人も出てきました。「ユナイトアンドグロウという会社自体を前進させよう」という動きが少しずつ活性化してきたのを感じています。

Nanami:社内業務も案件化するようになりましたね。以前の社内業務は、業務というよりはお手伝いという感覚に近かったのですが、お客様先でシェアード社員として稼働するのと同じように、「この社内業務は1時間でいくらですよ」とユナイトアンドグロウから各社員へ発注する形を取るようになったんです。

今までは各個人がそれぞれお客様企業でしっかり価値を提供して、会社の利益に貢献することが大切という感じだったんですが、人が増えて規模も大きくなり、今後の拡大にも備えるために、「ユナイトアンドグロウという会社組織も整えていこう」という方針に変わってきました。

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―会社の方針が変わったことで、働き方に変化はありましたか?

Nanami:私は新卒で入社してから1社にフルタイムで常駐していたのですが、1年半程経った頃にローテーションをしました。現在は午前中に新しいお客様先で情シスとして、午後は事業開発部のメンバーとして自社メディアである「Syszo」の運営業務を行っています。シェアード社員としてお客様先で働く以外の働き方として、こうした別事業に取り組めるようになったのは、社内業務を発注するような形に変わって来たからこそだと思います。

―ということは、常にお客様先で勤務するというわけではなく、働き方を自分でコントロール出来るということですね。

Nanami:お客様先のご要望や社内の状況にもよりますが、基本的には自分で働き方を選べるようになっています。案件と、自分の興味と、仕事のオファーのタイミング次第ですね。社内案件も含め、興味があることはやらせもらえる風土があるので、タイミングが合えばどんどんチャレンジできる環境により近づいてきた感覚です。

Yuko:案件が入っていない時間を資格取得のための勉強に充てたり、今までやったことのない業務に携わったりと、自分の興味や成長につなげる時間に使いやすくなったので、面白い働き方ができていると感じます。

こんな風に仕事も勉強も休暇も、自分で配分を決められることが、シェアード社員としての働き方の最も特徴的なところだと思っています。

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■今後について

自分たちの夢や目標に向かって柔軟に働きたい
シェアード社員のスキルバリエーションを増やし、可能性を広げていく

―今後、シェアード社員としての働き方について、どうしていこうと考えていますか?

Shinobu:実は最近、結婚しまして。きっと、これから産休・育休といったライフイベントがあると思うので、そのブランクにどう対処していくかが課題ですね。この課題を解決するためにも、復帰後もすぐに活躍できるような市場価値を確立しておきたいと思っています。

ユナイトアンドグロウはフルタイム以外の働き方をしている人も多くて、その人の状況に合わせて毎日6hの時短勤務や週4日勤務等、柔軟に対応してくれるのがとてもありがたいです。今は、お子さんのいる先輩社員に、「自分の市場価値を上げるためには」というテーマでメンターをお願いして、例えばどんな資格を取れば良いかといった具体的なアドバイスをもらっています。

Yuko:私は将来的にリモートワークがしたいと思っていて、そのための基礎作りが今後の課題です。
社内ではクラウド等を活用して、どこでも仕事ができる環境にある程度なっていますが、今後はお客様先もリモートでもご支援出来る案件が増えていくとうれしいですね。

Nanami:私には海外で暮らしたいという、ぼんやりとした目標があるんです。話す言葉は違っても、ITの仕組みは世界共通なので、この仕事であれば、その夢も実現できるのではないかと思っています。だから、もっとITの勉強をしていきたいですね。

直近の目標としては、今携わっている「Syszo」という自社メディアの発展ですね。それを実現するために、データベースやWebマーケティングの知識といった幅広い知識が必要となるので、将来のためにもしっかりと勉強しておきたいと考えています。

―会社全体としてのシェアード社員の働き方は、今後どうなっていくのでしょうか?

Shinobu:今までは企業のヘルプデスクや社内インフラなどに関する仕事が多かったのですが、最近は情報セキュリティやプロジェクトマネジメントといった領域も相談されることが多くなり、それに合わせてシェアード社員の業務の幅を広げていこうという動きがあります。さらに、そこから新規事業立ち上げといった次の動きに繋げることができたら、シェアード社員の可能性もどんどん広がっていくと思うんです。

だから、今は多種多様な経験を持つ人を集めて、どんどん新しい視点を取り入れるようにしています。

Nanami:私の所属する事業開発部では、ユナイトアンドグロウが掲げている「2024年までに子会社を10個つくる」という目標の達成に向けて、シェアード社員をフル活用した新規事業に対する挑戦と、ユナイトアンドグロウのさらなる発展を目指しています。

社内でも新しいビジネス案を募集しているので、いつかシェアード社員からも社長が生まれる日が来るかもしれません。今から楽しみです。

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