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立ち上げわずか半年で、イベント事業部を確立。CxOのブランド認知向上を実現するためのプロジェクト

■プロジェクト概要
ベンチャー企業の成長・発展を支援するために経営幹部人材を紹介する「エグゼクティブサーチ事業」、経営者の相談相手となり得る経験豊富な人材を派遣する「CxO派遣」というサービスを行うBNGパートナーズ。認知度向上のためにイベントサービス立ち上げてから半年という短期間に「CxO塾」「社長フォーラム」など数多くのイベントを開催してきた。2017年9月からはイベントを事業部化し、CxOブランドのさらなる認知向上を目指す。

■プロジェクト登場人物

坂脇さん
1994年生まれ。専門学校卒業後、HR企業にてコンサルタント職に従事し、2015年にBGNパートナーズに入社。コンサルタント職、人材開発職を経て現在は社長室 広報を立ち上げる。

安部さん
1982年生まれ。大学卒業後、2007年に株式会社日本テレビフットボールクラブ(現:東京ヴェルディ 1969フットボールクラブ株式会社)で営業を経験。3年後、地元の京都クラブチームに入社。結婚と2度の出産を経て、2016年に株式会社大塚商会の営業支援センターに勤務した後、2017年3月、株式会社BNGパートナーズに入社。

■はじまり

何もない中でスタートしたCxOのブランディング
目指すは“CxO=BNG”

―御社の「CxOブランド」を確立するという目的で始まったプロジェクトですが、最初はどういった形だったのでしょうか?

坂脇:弊社はベンチャー企業向けにCxO(シーエックスオー)と呼ばれる幹部人材の紹介事業を行っています。CxOというのはCOO、CFOといった各部門・業務領域の執行責任者の役職の総称です。
これまでもイベントを開催したりして自社をアピールはしていたのですが、もっとしっかりとブランディングを行っていこうということでプロジェクトが始まりました。「CxOといえばBNGパートナーズ」といってもらえるほどに知名度を高め、自社にブランド力をつけたかったんです。付随して多くの方にBNGパートナーズを知ってもらいサービスを使ってもらえれば、と思っていました。

そこで、すぐにプロジェクトを始動しようとしましたが、その時には過去にイベントを担当したメンバーが独立してすでに社内に居なかったりと過去のイベントに関するノウハウがほとんど社内に残っていなかったんです(苦笑)。また、その当時の成功パターンでは今はうまくいかないのでは、など、「今」に合ったイベントを考えなくてはいけないという課題もありました。

そこで、当時入社したばかりの安部に参加してもらって、一緒にゼロベースでイベントの計画を立てることにしました。そして、プロジェクト立ち上げから1カ月ほどの準備を経て、なんとかイベントを開催することができたんです。

―立ち上げからかなり早いスピード感ですね。1回目のイベントはいかがでしたか?

安部:初回は日ごろ弊社がお世話になっている方々への感謝を伝えるために、誰でも参加できるイベントにしたんです。ゴールデンウィーク前に開催して、50名ほどの方に参加していただきました。
イベントのコンテンツは外部に向けてのブランディングというよりは、弊社のことをさらに知っていただきたいという思いを込めて企画しました。具体的には、弊社のサービスを利用していただいた企業の方に体験談を話してもらったり、立食パーティーや簡単なゲームなどを行ったりしましたね。

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■試行

PDCAの繰り返し
イベントを通じてBNGを知ってもらう

―最初のイベントから、プロジェクトはどのような広がりを見せたのですか?

坂脇:当初はひたすらイベントを開催して、PDCAを繰り返していくことをイメージしていました。そこで、月に1度はイベントをしたいと考えていましたが、実際はなかなか思うようにいかず……。
というのも、私たちは社内イベントも並行して担当していたんです。社内で行う毎月の納会をただの飲み会でなく、もっと社員同士の親交を深められるような内容に変えたり、新卒採用のためのイベントを行ったりしていてましたね。それに加えて、社外向けイベントの全てを自分たちだけで一から企画するというのは想像以上に大変なことでした。

安部:社外に向けたイベントの軸は大きくわけて2つです。1つはお世話になった方々への感謝を形にすることで、もう1つは自社と自社サービスの認知向上です。そこで、現役のCxOの方に生き様や考え方をお話いただく「CxO塾」や、社長にフォーカスした「社長フォーラム」というイベントを企画しました。

―PDCAを繰り返す中で、失敗したことやそれに対する改善策などについて教えてください。

坂脇:やりたいことが多すぎて、少し詰め込み過ぎたとは思いましたね(笑)。「CxO塾」でも「もっとこうすれば良かった」という反省点はたくさんありました。そういった失敗をイベント毎に回収して、次のイベントにそれをどう活かしていくかをいつも話し合っています。

安部:「CxO塾」はこれまで2回開催していますが、初回は登壇者が1名だったのに対し、2回目は3名のCxOに登壇していただく企画にしました。それで、開催日の1カ月前に何人かのCxOに登壇を打診したんですが、スケジュール調整にかなり時間がかかりましたね。そもそも、やり方がよくなかったんです。当然のことですが、CxOは忙しい方が多いので、こちらのスケジュールに合わせて人を探していたら、いつまでもフィックスできないんですよ。

事前準備を含め、企画を詰めきれていない部分もあったので、順調に進んだとはいえない状況でした。

―実戦でPDCAを繰り返していたんですね。他にはどのような点に改善が必要だと感じられましたか。

坂脇:集客面ですね。弊社はまだ外部に発信する力が弱く、BNGパートナーズをまったく知らない人には情報が届きにくいんです。この点については、もちろんプロモーションの改善も必要ですが、それよりも開催スケジュールの調整が必要だと考えています。

例えば、先日の「社長フォーラム」では、開催日の1か月前から集客をはじめたので、「その日は別件で参加できない」という社長様が多かったんです。もっと早い時期にお知らせしていれば、弊社を知らない方々にも来ていただけたのではないかと思いますね。

また、新卒向けのイベントでも同じことがありました。起業家の方々に講演していただく企画だったのですが、この時も集客の開始が遅く、都合が合わなくて参加できない学生さんがいたので、やはりもう少し事前準備に時間をかけるべきだったと反省しています。

安部:集客に関しては、最初、Facebookで告知すれば、参加者はすぐに集まると思っていたんです。考えが甘かったですね。実際にはFacebookの告知だけでは参加者が集まらず、メールを送ってやっと反応があるという程度だったので、イベントアプリに情報を出したりもしました。まだ、イベント用の専用ページがないので、今後はそういった基本的なものから作っていこうと話しているところです。

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■結果と今後について

より多くの人に満足していただけるイベントにするために

―これまで様々な改善を重ねてきたということですが、手ごたえはいかがですか?

坂脇:参加者のみなさんには満足していただけていると思いますよ。弊社は独自のコネクションで集めたCxO候補者の方もたくさんプールさせて頂いている中で、ただ告知が遅いせいでスケジュールが合わず、参加できない人が多いというのがもったいないので、そこは今後の課題だと思っています。「社長フォーラム」では弊社のブランディングだけでなく、経営者同士の繋がりもできたので、これも良い方向に活かしていきたいですね。

安部:私たち二人だけでイベントを開催するのは難しいので、これまで社内のいろいろなリソースを使ってどうにか進めています。
入社したばかりの私が、企業の社長さんを相手にイベントを企画するのはかなりのプレッシャーなんですよね。それでも、そういったプレッシャーに打ち勝てるだけのマインドが育ってきた気がしています。

―今後はやり方を変えていくということですが、具体的にはどのようなことを考えていますか?

安部:イベントのマニュアル化を進めています。1回目の「CxO塾」は口頭で指示をしていたりしたんですが、2回目からはしっかりとマニュアルを作って進めました。前職でもイベント企画の経験があって、マニュアルの必要性を痛いほど知っていたので。私と坂脇でイベントの全てを管理することは難しいので、他の社員にもマニュアル通りに進めてもらえれば、失敗が減っていくと思うんです。

坂脇:マニュアルができたことで、イベントフローが整備された感はありますね。今までは単発のイベントばかりで、データが蓄積されていなかったので、準備から開催後のアンケート回収までをしっかりとマニュアル化することで、今後は私たち以外のメンバーにもイベントを担当してもらえるようになるといいですね。

―マニュアル化することでさらに改善が進むんですね。今後の体制などはどうなっていくのでしょうか?

坂脇:これまではプロジェクトとしてイベントを開催していたのを、一つの独立した事業部として立ち上げることになったんです。安部を責任者として立てて、プロモーションは私が引き続き担当していきます。
社内でもイベントの意義を理解してくれるメンバーが徐々に増えてきて、部分的に手伝ってもらえることも増えてきました。これからもどんどん情報を発信して、より多くのメンバーを巻き込めるようにしたいですね。
また、そろそろ社外にも社内にも広報やPRもしていかないといけないと思っています。

安部:今後は定期的にイベントを開催することで、CxOやCxOを目指す方と常につながりがもてるようにしていきたいです。

今すぐは実現できなかったとしても、根気強くやり続けることにこそ意味があると思います。イベントで、どこまで自社ブランディングができるかはまだ未知数ですが、今はとにかくやり続けていきたいと考えています。