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【ダイジェスト版】東京と大阪を行き来するワーキングママ。“第一線でお客様と向き合うこと”を選び続けた生き方。

友清 純子さん 30代 コンサルタント
株式会社ディーバ(アバントグループ)

大学卒業後、「何かのきっかけで変化していく様子」を見たいという想いから株式会社ディーバに入社した友清さん。プロフェッショナルになれない葛藤や、ブライダル業界に転職後、新しい環境での自分の役割に対する苦悩など、全てを抱えて古巣であるディーバに再就職し、「自分ができることは何か」を考えつづけているといいます。2児の母でありながら、第一線で活躍する友清さんのキャリアストーリーに迫ります。

自分のサポートで会社が“変わる瞬間”を見たい

大学時代、個別指導塾で講師をしていた友清さんは、教え子たちを通じて“人が変わる瞬間”というものを見てきた。その経験から、問題を抱えているクライアントに対して解決策を提供できるような仕事がしたいと考え、連結会計システムのコンサルティングをおこなっている株式会社ディーバに入社。

しかし、株式会社ディーバの本質はシステム会社であったため、パソコンを使った経験が少なかった友清さんは「自分の会社がシステム会社であること」に慣れるまでとても時間がかかったそう。コンサルティングにもシステムの知識が必要不可欠で、思い描いていたコンサルティングと違う状況に悩んだ時もあった。システムを導入し、そこから徐々に変化をしていくという流れの中で、求めていた“劇的に改善された瞬間”というものが見えづらかったため、「自分がやっていることはお客様のためになっているのだろうか」という葛藤を抱えていたそう。

そんな葛藤を解消したのは大阪オフィスへの転勤だった。大学卒業まで関西にいたこともあり、親しみのある環境に身を移してやってみることに。友人や家族と会えるようになったことでプライベートも変化し、東京よりも規模の小さい大阪オフィスでは、1人に1プロジェクトを丸ごと任せるという形だったことで、やっとプロジェクトの全体感が見えるようになり、1つ1つの業務が1本の線に繋がったそう。

「自分たちがやっている仕事は、ただのシステム入れ替えではなく、業務改善である」ということに気付き、表面的な業務ではなくお客様の懐に踏み込んでいくように。そこにある枠にはめていくだけの仕事ではなく、お客様の目的に対して最良の提案をしていくことを覚え、仕事に対する姿勢や考え方が変わったという。そこから少しずつ仕事に楽しみが出てきて、やりがいに繋がっていったと話しています。

やりがいのある環境で自問した「自分の強み」
全く違う環境で気付いた前職での自分の役割

仕事の範囲も広がり、任せられる仕事も増えてきたが、会社の軸である「会計」や「システム」の分野に関して専門的なスキルもなく、中途半端な自分に不安感を抱いたそう。会社からは評価されていたが「自分のスキルを身につけて、自信を持って働いている」という状況ではなかったことから、業界や職種を変えようと決意。

改めて自分のやりたいことを考えたとき、ディーバに入社したときに持っていた「お客様と向き合う仕事がしたい」という原点に戻り、ブライダル業界へ。自分の身一つで、どこまでお客様へ価値を提供できるのかを試したかったと話しています。

お客様の話を聞いて、しっかりと向き合い、自分から提案していくという仕事の流れの本質は前職とあまり変わらなかったが、周りと自分を比べて劣等感を感じたこともあったという。ブライダル業界の営業マンは、愛嬌があって、どんなお客様の心も掴めて、物事にそつなく対応できるような人が多く、自分がそういった人々と真逆のタイプであることを自覚していた友清さんは、何をやるにも時間がかかっていたそう。そういった環境で下を向くのではなく、「それなら自分の強みは何だろう」「自分にできることは何か」ということを常に考え、いかにお客様の心を動かす提案ができるかを心がけていた。

そうしていくうちに自分の強みは「混沌とした状況を整理し、課題を解決するための案を考えること」と「わかりやすく伝えること」だと気付き、専門的なスキルがなかったにもかかわらず前職で評価されていた意味をやっと理解する。システム業界で学んだことも活かそうと考え、手間だった事務作業の効率化や、業務負担の軽減などに尽力した。環境を変え、自分とは違う強みを持つ人々の世界に入ったからこそ、自分の強みについて深く考え、整理することができたと話しています。

古巣に戻り、今までの全ての経験を活かす
誰かの役に立つことで自分の存在意義を確認している

その後、結婚と出産を期にブライダル会社を退職し、一時は専業主婦となった友清さん。昔から「子どもが生まれても働き続けるものなんだ」と思っていたこともあり、産後ほどなくして就職活動を開始。しかし、「子どもを持つ女性に、そこまで求めていない」という企業が多く、ママでも第一線で仕事がしたいと思っていた友清さんはショックだったそうです。

バックオフィスでのサポート業も考えたが「お客様と向き合う仕事がしたい」という部分が譲れなかったため、ディーバでお世話になった上司に相談したところ、「戻っておいで」という言葉をもらい、ディーバに再就職することに。もう一度やっていけるのか不安だったそうですが、子どもがいても自分がやりたいと本気で思うことであれば協力してくれる会社だということを分かっていたため、戻ることを決断。

前職で“チームで仕事をする”ということを学んだこともあり、最初に新卒で入社したときよりも広い視野で仕事を見ることができたと話しています。「日頃から一緒に働くメンバーやお客様と信頼関係を構築していく」ということを意識して、苦手なことを隠さずに、あえて弱みを曝け出すことによって、相手から信頼を得ているそうです。

前回退職した理由であった「プロフェッショナルになりきれない」ということに関しても答えが見え、「お客様により良いものを提供するために何ができるのかを徹底して考える」という自らの役割を果たすよう努めているそうです。

2人の子どもを育てながら、家族で協力して「みんなが元気に過ごせるにはどうしたらいいか」を考えているという友清さんは、頼れるところはしっかり頼り、バランスの良い生活をしているそう。今後はお客様だけでなく、メンバー1人1人とも向き合い、それぞれが持つポテンシャルを最大限引き出せるような環境づくりやマネジメントを提供できる人になりたいと考えていると語っています。

友清さんの本編はこちらからどうぞ