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Real Woman Interview

卓球少女が営業から情報システム担当(社内SE)に!「誰かの役に立ちたい」という信念でキャリアを積み重ねる若手エンジニア

こもりさん 20代 情報システム担当(社内SE)
ユナイトアンドグロウ株式会社

1992年生まれ。2013年、新卒でIT企業に特化した人材派遣会社に入社。営業職を経験した後、2017年からユナイトアンドグロウ株式会社で情報システム担当(社内SE)に。現在、インソーシング事業部のシェアード社員とメディア事業部の営業を兼務する。

大学時代まで卓球にすべてを捧げてきたというこもりさん。大学卒業後、人材派遣とソリューションサービスの会社に入社しました。アルバイト経験すらない状態から短期間で、システム運用・保守(ヘルプデスク・監視)の業務請負をするソリューション事業のスタートアップに携われるほどに成長。そして、「もっと多くの現場を知りたい」と、情報システム部門のシェアード社員サービスを主軸とするユナイトアンドグロウ株式会社へ。最近は将来を見据えた働き方をしているというこもりさんにキャリアストーリーを伺いました。

一言一言に重みと説得力を
人の心を動かせる自分づくり

ー新卒で人材派遣会社に入社されていますが、当時、キャリアについてはどのように考えていましたか。

こもり:私は子どもの頃からずっと卓球をやっていました。富山県から東京の高校に入学して寮生活をするほどに卓球に打ち込んだ生活を送っていたんです。高校・大学ともに卓球推薦で進学したので、大学を卒業した後も子どもたちに教えたりして、卓球に関わって行きたいと考えていました。でも、ある時、自分が卓球以外のことを知らなすぎることに気づき、違う世界も見てみたいという好奇心が芽生えてきたんです。

就活時にはたくさんの会社に話を聞きに行ったんですが、その中で一番興味を持ったのがIT業界でした。当時の自分にはまったく未知の分野でしたが、常に進化する最先端の業界であるところに魅力を感じ、IT業界の一般企業で社会人経験を積んでみたいと考えるようになりました。ただ、IT業界には職種がたくさんあって、最初は自分が何をやりたいのかもわからない状況でしたね。そんなとき、「未経験でもこれからやりたいことを見つければいい」と声を掛けてくださった会社に入社を決めました。

ーなるほど。まずは仕事をスタートしてから興味がある分野を見つけようと思ったのですね。

こもり:そうですね。「ITエンジニアをやってみたい」というぼんやりとした希望はあったのですが、知識も経験もなかったので、まずは配属先の営業部でしっかり経験を積み、それから目指しても遅くはないかなと。また、営業の仕事に取り組んでいるうちに、自分の価値観や考え方が変わるかもしれないという気持ちもありましたね。

ー実際にお仕事をされてみて、いかがでしたか?

こもり:はじめは、エンジニアを企業に派遣する部署で新規開拓営業を担当しました。「新規開拓」というと、つらそうなイメージがあるかもしれませんが、私はこの仕事がとても好きでした。成果が数値で見えるので、自分がどのくらい会社に貢献できているかがわかりやすかったからです。また、営業は自分でいくらでも仕事のやり方を工夫できます。数カ月先の目標達成に向けて細かく計画を立て、成果から逆算する仕事の進め方をしていました。計画を立てることも楽しかったし、とてもやりがいのある仕事だと感じていました。

ー営業のお仕事が合っていたんですね。

こもり:そうですね。営業の仕事は自分に合っていたと思います。ただ、最初の1~2年目は大きな課題もありました。

企業にエンジニアを派遣する前に、案件の詳細や派遣先の企業の想いなどを理解してもらうのですが、経験が浅く年齢の若い私はいくら説明してもなかなか理解してもらえなかったんです。上司や先輩が説明すれば説得力があるのに、私が言うと同じことでもなんだか重みが足りなくて。

やるせない気持ちでいっぱいになりましたが、とりあえず「私ができることは何だろう」と考えて、自分が入社当時、何もわからなくて不安だったことを思い出しました。その時の私と同じようにエンジニアも派遣先の状況や職場環境などがわからないことで不安を感じているかもしれません。そこを自分がフォローしたいと思うようになりました。

そこで、安心して現場に行ってもらえるように、これから派遣するエンジニアと既に派遣されているエンジニアの顔合わせの場を設けたり、派遣後もときどき会って近況を聞いたりするようにしました。新人の私には上司や先輩のような「技術的な知識」という武器がなかったので、とにかく「身近な営業」というスタンスのフォローを徹底したのです。その後は安定して売り上げられるようになり、最終的には社内で表彰されるほどまでに成長できました。

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無名のサービスを売る難しさ
数字が上がらない。それが自分の原動力に!

ーやり方を工夫しながら業務を進めていたんですね。
 その後、人材派遣営業からソリューション営業に異動になったそうですが、仕事内容はどのように変わりましたか?

こもり:ソリューション事業部はシステム運用・保守(ヘルプデスク・監視)の業務請負を商材としています。以前から人材派遣の新規開拓と並行して細々と営業してはいたのですが、本格的に兼任することが決まりました。

最初は苦戦しましたね。当時はまだ“人材派遣の会社”という印象が強く、「運用・保守サービスもおこなっている」ということがあまり知られていなかったので、営業するのが難しい状況でした。なかなか他社との差別化もできず、既にアウトソーシングしている企業への営業は特に難易度が高かったですね。

ー手強い仕事を続けるモチベーションは何だったのでしょうか?

こもり:手強い相手だからこそ燃えるというか、数字がなかなか上がらないことが逆にモチベーションになっていました。全く動かなかった数字を上げられたら嬉しいじゃないですか。あとは、新規サービス立ち上げの仕事だったということもモチベーションに繋がっていたと思います。数字が下がると、上司から「なぜ下がったんだ」と厳しく追求されますが、下がりようがないので追求される心配がないという点だけは良かったですね(笑)。

もちろん、やることはたくさんあって、課題も提出物も山積みでした。それでも、このソリューション事業は絶対にうまくいくという確信があったので、数字が上がるまで頑張ろうと思っていました。

3カ月ゼロの営業成績を4カ月目に大逆転
課題がいっぱいで満足できないところが満足

ー数字が上がらない中、どうやって結果を出したのでしょうか?

こもり:いつの間にか「早く結果を出さなくては」というプレッシャーで目先のことしか考えられなくなり、先のことに目を向ける余裕がなくなっていました。でも、ある時、自分の仕事のやり方が効率的でないことに気づいたんです。

ソリューション営業は企業にアプローチしても、契約してもらえるのは数カ月後。これまでやっていた人材派遣の営業とは違って、すぐには成果が上らないので、長いスパンで考える必要があったんですよね。そこに気付いてからは、結果を急ぐことをやめました。3カ月間、売上がゼロでしたが、上司には「4カ月目には必ず売上目標の倍の結果を出します!」と宣言して、とにかく4カ月目の受注を目標に動いていました。

数字が上がる大きなきっかけを作ってくれたのは、企業に派遣したエンジニアからの助言です。彼らは派遣先の企業の内情がある程度わかるので、どの事業部に人が足りていないかを把握していたんです。また、派遣先の企業から他の企業を紹介していただくこともありました。

これまでの努力が実を結び、身近な方々に助けていただいて、私の営業活動もやっと形になってきました。この時期ほど、人との繋がりの大切さを実感したことはなかったですね。そして、4カ月目には無事、上司との約束を果たし、目標の倍の売上を作ることができました。

ーこの会社に在籍していた4年間はいかがでしたか。満足度としてはどのくらいだったのでしょうか。

こもり:最初に入社した会社はアルバイト経験さえなかった私に、4年間で社会人としての基本的なノウハウを教えて育ててくれました。特に最後の2年間はとても学びの多い期間でした。マーケティングに関する理解も深まったと思います。 

また、自分の仕事については満足できないところが満足でした(笑)。ひとつ課題をクリアすると、また新たな課題が出てくる……ということの繰り返しで、自分の成長が感じられて楽しかったですね。

役職よりも現場での学びを重視した私の決断

ーその後、現在のユナイトアンドグロウ株式会社に入社されましたが、キャリアチェンジを決意したきっかけは何だったんですか。

こもり:私は「お客様にもっとよい提案ができるようになりたい」「もっとホスピタリティを極めたい」と考えていました。ただ数字を上げるだけでなく、お客様と直接かかわって、喜んでもらえるような仕事がしたくて。自分のITスキルを強化するなど、まだやりたいことがたくさんあったので、会社を変える決心をしたのです。

また、前職の会社ではまだ20代の私に役職を与えてくれていました。会社に期待されていることはとてもありがたく、マネジメント業務にも前向きに取り組んでいました。しかし、提案書をチェックしたり、マネジメントをしたりしているうちに、部下を管理する立場ではだんだんと現場から離れてしまうのではないかという不安を感じるようになったんです。

私には現場の即戦力でいたいという気持ちが強く、特に20代のうちは、いっぱい失敗していっぱい学びたいと考えていました。もちろん、マネジメントの仕事にも学びはありましたが、それはもっと経験を積んでからでもいい気がして。とにかく、まだ色々なことにチャレンジできる立場でいたかったんです。

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初めてのミッションが「ISMS」の取得
最初のピンチを全力で乗り切る

ーユナイトアンドグロウ株式会社を選んだ経緯と理由は何でしょう?

こもり:次の仕事は、女性としての結婚・出産といったライフプランを考慮して、社内でできる仕事がよいのではないかと考えていました。状況に合わせて、仕事を自分でコントロールできるようにしたかったんです。また、やりたいこともたくさんあったので、かなり幅広い職種で検討していました。前職では請求、契約、法務なども担当したことがあったので、経理部門の求人までチェックしていましたね。

そして、バックオフィスでなくても自分で仕事をコントロールできる特性を持つ会社と出会うことができたんです。それが、今勤めているユナイトアンドグロウ株式会社でした。

ユナイトアンドグロウは情報システム部門のタイムシェアサービス『シェアード社員』にて、中堅・中小企業に対してIT支援を行っています。情報システムの業務は企業の経営戦略にも深く関わっており、経営とIT業務を繋ぐという重要な役割を担っている点も入社への決め手となりました。

ー入社されて、どのような仕事をされましたか?

こもり:複数社を担当するシェアード社員もいますが、私は最初1社のみを担当することになりました。そこでの最初のミッションは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム(※))認証の取得という、私の未経験分野だったのです。この依頼は、自分1人では対応することが難しいと思ったので、お客様と交渉して、詳しいスタッフをアサインし、最終的にはなんとかやり遂げました。

※情報資産のセキュリティを管理する仕組み

ーいきなりハードルの高いミッションでしたね!

こもり:そうですね(笑)。てっきり技術的な問い合わせに対応するものだと思っていたのですが、このお客様の場合は技術面でのサポートはほとんど必要なく、ISMS認証取得のサポート業務が中心でした。最初から想像とは全く違う仕事でしたが、かなり大きな学びになりました。

最近は週5日のうち、3日はシェアード社員として稼動し、残りの2日は弊社のメディア事業部の「Syszo」「Kikzo」というサイトの運営と営業をしています。今も日々勉強しながら適応していっている感じです。

お客様が求めていることを、正しく汲み取り、対応していくことがシェアード社員の仕事。お客様からは「新しい提案をどんどんしてほしい」「客観的に見て、調整や変更が必要なところがあったら教えてほしい」など、様々な要望を受けます。自分の提案次第で、いくらでも仕事を増やすことができるので、やりがいはかなりありますね。

想定とは違う結果
それでも、満足な状態を作ることのできた8カ月間

ーとても充実されていますね。
 現在、入社して8カ月ですが、入社前のイメージと今の自分を比べてみると、どうでしょう?変化はありましたか?

こもり:仕事の面では大きく変化がありましたね。
入社当時の目標は、シェアード社員として一度に2社以上を担当することでしたが、8カ月を迎えた時点で既に達成することができました。それがとても嬉しいです。ただ、技術習得が予定よりも遅れているので、これから先輩の下でガッツリと技術を学んでいきたいと思っています。

また今回、私のチャレンジ精神や明るさなどが評価され、メディア事業部から声を掛けてもらったことは大きな出来事でした。今、エンジニア以外の業務に携われていることは大変貴重な経験となっています。

驚いたことは、最終的な仕事の選択を自ら決断することでした。私に限らず各人が業務を選択できる点は、弊社のおもしろいところですね。インソーシング事業部とメディア事業部を兼任するという決断をしましたが、今はとてもやりがいを感じています。

他には、プライベートの時間をしっかりとれるようになった点も前職から変わった部分ですね。あまり休みが取れなくても、苦ではなかったですが、やはりその環境には少し違和感がありました。しかし現在では残業も少なく、休暇もしっかりと取れています。休日に仕事の電話やメールがくることもないので、ONとOFFのメリハリが付けやすいと感じています。仕事後に友だちと会ったり、休日は趣味に没頭したりと、これまでできなかったことが当たり前にできることはとても新鮮ですね。

ープライベートの時間がとれるようになったのは大きいですね。
 ちなみに想定外だったメディア事業部のSyszoとKikzoとはどのようなサービスで、こもりさんはどのような業務をしているのですか?

こもり:Syszoは日本全国の情報システム担当者同士を繋げ、ノウハウやナレッジなどを共有できる情報共有サービスです。Syszoユーザーは困っていることを投稿して他のユーザーに助言を求めたり、社内システムに関するノウハウなどの投稿を閲覧したりすることができます。シェアード社員サービスのバーチャル版(Web版)ですね。

一方、Kikzoは弊社のインソーシングサービスを利用している会員様限定のQ&Aサービスです。お客様の情報システム業務で発生した疑問や質問に弊社のシェアード社員が回答します。

最近の業務としては、リニューアルしたSyszoを活性化させるため、スポンサー集めをおこなっているところです。メディア運営にかかわるのは初めてなので、もっとお客様に喜んでもらえるサービスに成長させられるように、日々試行錯誤しながら頑張っています。

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結婚までに自分のスキルをもっと上げたい-
軸が固まった私の人生プラン

ーメディア事業もとてもやりがいがありそうですね。
 最後の質問になりますが、こもりさんは、この先のキャリアプランをどのように考えていますか?

こもり:女性はライフイベントが発生すると、どうしても人生を左右される部分があります。復帰後の自分のためにも、まずは社内で定義されているスキルレベルを上げていきたいと考えています。シェアード社員には社内統一規格のレベル評価があります。今よりも知識や経験を積み、目指しているスキルレベルに到達できたら、改めて結婚・出産といったライフイベントについても考えたいと思っています。

私は昔から早く結婚したいと思っているんですよね。弊社であれば、結婚・出産後も仕事に復帰できる仕組みがあるので安心なんです。

そして、40代以降はマネジメントやコンサルティングのスキルを身につけていきたいと考えています。そのためにも、やはり今のうちにITスキル・ビジネススキルをしっかり身に着けておく必要があるんです。

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