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“女性だから”という固定概念に振り回されない生き方。手を挙げてチャンスをつかみ、着実なステップアップで海外へ飛び出す女性コンサルタント

長門 いずみさん 20代 コンサルタント
株式会社Tryfunds


1991年生まれ。大学卒業後、2014年に株式会社リクルートジョブズに入社。広告営業、採用コンサルタントとしての実績が認められ、度々表彰を受ける。2016年に株式会社Tryfundsに入社。コンサルタント業に加え、広報・新規事業立ち上げ部署を兼務。

現在、株式会社Tryfundsでコンサルタント業を中心に広報と新規事業にも携わっている長門さん。ご自身の夢や、ビジョンに向かってふんわりとした外見からは想像ができないほど全速力でキャリアを歩んできた彼女に、大学時代に抱いた志から現在に至るキャリアまで話を伺いました。

「中小企業向けのコンサルタントになりたい」夢に近からず遠からずの環境で奮闘

-最初に、新卒入社の会社を選ばれた経緯を教えてください。

長門:まず大学時代についてお話しすると、私は途上国などを中心とした低所得者層向けのビジネスである「BOPビジネス」に関心を持っており、自身が学んだ知識を用いて、中小企業を手助けする様な仕事につきたいと考えていました。それで、当時は中小企業に対するコンサルティングをまずはファーストキャリアにしたいと考えていましたね。

ところが、その分野に直結したビジネスを行う企業では「下積み10年」と言われており、また大手コンサルティングファームは、組織的に、携わることの出来る顧客の業種が限られるということを知り、せっかちな自分の性格に合わないかもしれないと感じました。そこで、そのための土台になるようなキャリアや経験を早く積める会社にいきたいと考えるようになりました。

若いうちから仕事を任せてもらえるような場所は少なく、その中でも若いうちから様々な業種のお客様を何百社も担当できる、かつ企業活動に重要なヒト・モノ・カネの中の“ヒト”について、課題を解決出来るという点に魅力を感じ、新卒でリクルートジョブズに入社を決めました。

-入社後について教えてください。

長門:入社後はコンサルティング営業という職種で配属されました。まずは分からないことばかりだったので、とりあえず目の前のことだけに集中してどんどん仕事をして行きました。飛び込み営業なんか正直自分に出来るのか不安に思っていたのですが、何日かすると嘘のようにさらりとこなしている自分になっていました。そのおかげか度々表彰して頂いたりと、非常に有りがたいことにご評価頂いてました。

その中でもお客様から人材ではない領域のことでもご相談を頂いたりする等、まさに中小企業の課題を解決する仕事だ!と楽しく働いていました。

ただ担当する顧客数が多すぎることも相まって、全てのお客様にそういったことはもちろん出来なかったので、自身のやりたかったことと比較すると近からず遠からずといった業務内容でした。

その後も着実に成績を残すことができ、社会人1年目は仕事に達成感や高揚感を感じていたのですが、今後のキャリアとの接続感については常に意識しながらすごしていました。

話しているところ

夢への一歩前進、
前進したからこそ見えてきた次の壁

―キャリアとの接続感を意識する中、どうなりましたか。

長門:そうこうしているうちに2年目に大手企業を担当する採用コンサルティングの部署へ異動になりました。たくさんの中小企業の課題感を理解した後に、数少ない大手企業を1社1社しっかりと担当してみたいと考えていたので、まさにこの時求めていた仕事でした。

私が担当していたのが主に物流業界で、当時は採用管理ツールで集計したデータを元に採用方針をコンサルティングするといった仕事がメインでした。特に物流業界においては、ニュースでも取り沙汰されているとおり、人手不足が非常に大きな課題となっていました。現在の市況から言うと配送事業は特に、トラックドライバーが増えればトラックの稼働率が上がり、売上も増えるという構造なので、自分の提案が顧客の売上にダイレクトに貢献できるおもしろみがありましたね。

また官公庁・協会と折衝しながら、業界全体の雇用状況を変革させるための取り組みも進めていたので、非常にやりがいを感じるものでした。

―部署移動で仕事内容がかなり変わりましたが、新しい部署ではすぐに仕事に慣れることができましたか。

長門:異動して知識不足を感じたので、家に帰る前にカフェに寄ってコンサルタント入門書や物流に関する書籍を読んで勉強していました。仕事をしていて自分に不足を感じたものを、その場その場で補っていった感じですね。

配属先は、できたばかりの部署だったので、みんなが試行錯誤しながら仕事をしている状態でした。そのため、学べることもたくさんあったと感じます。ただ、採用コンサルティング部署とは言え、あくまでも広告媒体を主体とした企業なので、自社製品ありきのプロダクトセールスという要素が強いという点が気になっていました。やりがいがあって楽しかったのですが、自分の思うようなキャリアに向かうためにはこのままでいいのかと自問自答していたのも事実です。

-その後、現在の株式会社Tryfundsに入社されていますが、どのような経緯がありましたか。